クラブ経営orプロ指導者
クラブを作りたいです!
そうご相談を受ける時によく聞くことがある。
「あなたはクラブ経営をしたいのですか?それとも自分の指導の場が欲しいのですか?」
まだまだ小さなクラブのうちは、代表者自ら指導に当たらないといけないという時期がある。
また、目標が指導者になる事という人もいる。
もちろん私はどちらも否定しない。
しかし、クラブで生計を立てていく程度の収入をイメージすると、やはり「マネジメント」を行う人が必須になる。
そういうお話をすると、少し遠慮してなのか、プロ指導者になりたい訳ではないのですが・・・と言い訳をされる方がいる。
私は何も責めている訳ではない(笑)
これからの時代、好きな事を仕事にする!の一択なので、指導者がしたい!という目標や夢があれば、是非思いっきり指導をして欲しい。
ただ、先ほどもお話した通り、クラブ経営していくには、クラブの経営者つまりマネージャーが必須である。
もちろん、最初から優秀な経営者を雇ってという訳にもいかないし、その逆で優秀な指導者を雇う訳にもいかないのだろう。
しかし、あなたの素直な思いは、正直に口にした方がいいし、その方が人を雇用できない間どの様に両立させていくかの手立てを考える事ができる。
つまり、あなたが指導者をしたいのなら、マネージャーを育成したらいいし、あなたが経営者をしたいなら、指導者を育成したらいい。
もちろん両者とも外部から連れてきてもいいだろう。
「どうせ俺なんて」そう思っているからうまくいかない!
もちろん両方をやっている期間に、考えが変わることもあるだろう。
本当は経営をするつもりだったけど、指導が楽しくなった。
逆に指導をするつもりが、経営が楽しくなってきた。
それらは至って問題ない。
しかし、どこかで「どうせ俺なんて・・・」と思っている人は、保険をかけるとまではいかいにしても、両方中途半端に続ける人がいる。
その為、仲間スタッフにも、今日は指導者目線で注意したり、明日は経営者視点で改善を求めたりしてしまい、仲間スタッフが混乱することがある。
ある程度、あなたがどちらも成熟した考えをお持ちなら問題はないと思うが、始めたての試行錯誤の時期は、やはり両立するというのは本当に難しい。
あなたが気持ちの比重がどちらかに傾いているのなら、クラブのマスタープランを作り、そのプランを下に行動していくというのがいいだろう。
指導者に傾いているなら、ついつい指導者よりの要求をクラブにさせるという事になりそうだが、そこをマスタープランで、経営理念やクラブとは何か?を明確にすることで、決断をするときは経営者になれるようにする。
経営者に傾いているのなら、同じくマスタープランを見ることで、会員じゃなくて経営者目線だけで物事を決断していないか?誰の問題解決をするためのクラブなのかを振り返ることで、指導者として会員と向き合ることができる。
これらの中で起きる問題は、いつも自分が素直じゃない事から起きる。
自らの気持ちを正直に他者にも表現することで、自分の今の決断はどちらかに偏っていないか?という事をチェックしてもらうこともできる。
そこをうやむやにしてしまうと、結局どうしたいんだっけ?と迷うが生じ、会員さんにも伝染していくのである。
いきなりトップクラブで、経営者や指導者に専念できるなら、そんなこともないのかも知れないが、ゼロからクラブを作って行く上で、あなたはこの経営者と指導者の二役どころか、会計・人事・総務など、一人で何役もこなさなければならないのである。
そのためには、まずは現時点で自分はなぜクラブを作るのか?
■指導者がしたいのか?
■経営者がしたいのか?
その他にも、
■中期的にクラブを誰かに引き継ぐのか?
■長期的に自ら経営していきたいのか?
など、素直な気持ちをマスタープランにまとめて書き出す必要がある。
これは、決して恥ずかしい事でもなければ、ダメな事でもない。
むしろ、自分の気持ちに正直にならないと、どうしたいのか?そのために何が足りていないのか?という課題を見つけ出す事ができず、課題を解決できないから成長もなくうまくいかないのである。
個人的なお話をさせて頂くと、筆者は経営者を目指すにあたり、取得していた指導者ライセンスを失効させた。未練を断ち切るために。
そのおかげで、何を学ばなければいけないのか?
クラブ経営するには何が必要なのか?
そのあたりを学び、実践して行く事ができたと思う。
もし、これを読んでいるあなたが、現状どちらもしながら、ゼロからクラブを作っていきたいとお考えなら、是非下記の画像から、毎日たった一分でクラブ作りを学べる無料メルマガにご登録頂けたら思う。
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