はじめに伝えておきたい。
今日は、耳が痛かったり、嫌な気持ちになる人がでるかもしれない文章になった。
イヤな予感がした人は、今日の記事は読まない事をオススメする。
しかし、私は本当に大切な事を正直にお伝えするので、心の余裕的に受け止められるという人は、この後も読み続けて欲しい。
先日、あるスポーツの協会の中心人物にお会いした。
彼らの言葉をそのまま使うと、”マイナースポーツ協会”の人だ。
マイナー=小さい、重要ではない
もちろん日本人であれば、謙虚の気持ちもあるだろうし、実際国内の競技人口から考えても、大きな組織ではない事は確かなので、マイナ―スポーツと謙遜して言ったのもわかる。
しかし、きっとその人はこのスポーツが大好きなはずだ。
愛してやまないからこそ、選手引退後も協会に関わっているはずだ。
今後このスポーツを普及していきたい、もっと多くの人に楽しんで欲しいと思うなら、このスポーツが大好きな子供達の為にも、マイナースポーツなんて呼ばないで欲しい。
まぁこれに関しては、大人の謙遜の部分もあるだろうから、あまり気にならなかったのだが、やはりここがマイナーと呼ばれる所以ではないか?と思う様な事があったので、ご紹介したい。
そのスポーツの国内トップリーグのクラブを運営しようと思うと、いったいどんな施設が必要で、いくらくらいの予算がかかるのか?という質問をさせて頂いた。
すると、「いやいやお金なんてかかりません!コートだけあれば十分です!」
なんてことを言う。
では、国際大会を開催する規模、世界のトップの環境を用意するにはどれくらいのものが必要ですか?と質問させて頂いた。
やはりそれでも、「コートが国際大会規格であれば十分です!」なんて言葉返ってくる。
私は、ちょっとムッとしたので、別にそのスポーツの関係者でもなんでもないのだが、思わず注意しをてしまった。
〇〇だけあれば良い!
○○だけで十分です!
その程度のスポーツなら、もうなくなった方が良いのではないですか?
メジャースポーツ(マイナーの反対としてメジャーを使用)が優れているとかそういうことではない。
野球にしても、サッカーにしても、いかにこれら競技で世界を変えるか?という事に挑戦している。
スポーツの市場をもっともっと広げる為に、スタジアムはエンターテーメント性を持たせ、空港や駅の近くにつくり、町にスタジアムがある!のではなく、スタジアムのある街づくりをしようと考えている。
さらには、このスポーツで国際交流、文化、教育、など様々な分野で貢献できないかと考えている。
どんな競技にもスペシャルな部分があるはずだ。
そのスペシャリティを活用して、世の中にインパクトを与え、社会にこのスポーツがなくてはならない様にしなければいけないのである。
今このスポーツの競技人口がすくないのは、残念ながら今まで協会運営されてきた人々の力だろう。
野球をイメージして欲しい。
アメリカでこそ一大産業だが、オリンピック競技に今後認められなくなる位、世界で普及していない。
しかし、日本で企業やメディア、競技を愛する人達が本気でこの愛した野球を広げるべく頑張ったのだ。
その結果、日本のトップスポーツの地位を確固たるものにした。
私は、Jリーグができる前にサッカーを始めたので、この野球人気が悔しくたまらなかった。
男の子なら、頭を丸めて甲子園を目指すのが当たり前!という様な風潮が大嫌いだった。
社会人になってやっと、地元の代表チームが出場する甲子園を見る様ななったくらいだ。
ですので、サッカーを活用したビジネスの可能性はドンドン広げるべきだし、野球に追い付け追い越せという気持ちでサッカー界の人達も頑張っていると思う。
きっとサッカー好きのおじさんに、世界トップのサッカー環境について質問したら、1兆円位の要求をして来るだろう。
この様に貪欲になるくらい、サッカーが好きなのである。
一般の競技者ならまだしも、やはり協会の関係者であれば、このスポーツの夢やビジョンをしっかりと描き、恥じることなく伝えて欲しい。
少なくとも、○○だけで十分なんて言って欲しくない。
誰に笑われても、競技人口が少なくとも関係ない。あなたの夢を批判する権利は誰にもない。
そうやって恥をかきながらでも、このスポーツの為に頑張って欲しい。
こうやって考えると、我々日本人はどこか無駄に謙遜をして、その言霊のせいで自ら可能性を小さくしている所があるのではないか?と思う。
どうせ自分なんて・・・
自分には無理だ・・・
どうやっていいかわからない・・・
そうやっているうちに、ドンドン可能性が小さくなっていくのである。
間違えても、恥をかいても良いので、ドンドンぶつかって行って、出てきた課題にまたぶつかっていく!という気持ちであなたには頑張って欲しいと思います。
もうマイナースポーツなんて呼ばせない!
そう宣言してください!
それでは今日はこの辺で・・・
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