ついつい見てしまう広告
あなたはSNSで、ふと気になってクリックしたら、思った内容と違い、企業の広告だった!
なんてことはないだろうか?
しかし、結果最後まで広告を見てしまう・・・。
今日仲間と、パット見の表現と中身の統一感は必ずしも一致しないし、むしろ一致しない方がいいのでは?という内容の話をした。
つまりこういう事である。
私たちが、紹介したい事業がある。
それをSNSで紹介しようとすると、これはもう宣伝である。
実態を統一させようとすると、これは○○事業の宣伝です!という紹介をしなくてはならない。
几帳面な方ならきっとこうなるだろう。
しかし、「これは宣伝です。」と書かれていたら、多くの人は何か売り込まれそうだからクリックを控えようとするのではないか?
まさに商品側からみた紹介である。
例えばFacebook広告なんか、パット見た画像と、最初の数行のキャッチコピーで、見た人に求めるのはリンクをクリックするという事です。
画像とキャチコピーの仕事はここで終了です。
その後リンク先には、コンバージョンという目標がある。
クラブの無料体験を申し込むというのをコンバージョンだとすると、その無料体験を申し込ませるのがゴールである。
無料体験には、本当にお金を出して会員になってもらうという目標がある。
我々は、常識的にこの伝える内容から、すべての画像やメッセージを統一させなければならないと思い込んでいる。
実際その通りにやろうとすると、「クラブ会員募集」という画像や表現になるだろう。
もちろん最初からクラブに興味がある人は見てくれるだろうが、クラブが何かすら興味がない人は、スルーするだろう。
相手の悩みにフォーカスする。
まず最初に興味を引く画像やキャッチコピーは、相手の問題や悩みにフォーカスする事が大切。
その結果直接的にはクラブの事なんか関係ないものになっても構わない。
しかし、気になって相手がクリックしたら、その悩みを解決するためには、クラブに加入したほうが良さそうだ!という気にさせる。
そして、今なら無料で参加できる。
あなた自身が、実際に試してみてはどうか?という話をする。
そして当日体験を行う。
実際楽しかったり、成果が見えたりすれば必ず会員になって頂ける。
とまぁこういう流れである。
つまりお客様側からみた視点である。
ついつい、クラブづくりに没頭すると、私のクラブはこうである、こうあるべきで、こんな会員は絶対に入会するなんて思いこんでしまう。
しかし実際はそうではない。
どれだけ真実を伝えようとも、相手がどこまでも誤解していることもある。
相手の頭の中で、自分の悩みや問題から、この目の前の商品サービスはどの様に使えるか?というのを考えるのである。
ですので、もちろん詳細説明ではしっかりと伝える必要があるが、キャッチコピーやイメージ画像はそのままクラブや活動を表していなくても何も問題ないのである。
さらに言うと、クラブの実態ではなく、相手の悩みや問題の解決を表現している必要がある。
これは、顧客目線を忘れないという事であり、商品づくり・販売戦略においてのスタート地点である。
勝手に自己紹介して、自分の特技をPRするのではなく、相手の話をきいて、悩みをきいて、ぼくならこんな形で問題解決できると思うよ!という表現になればいいのだ。
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